Mon Souvenir de la France

フランス留学で学んだこと・感じたことの覚え書き

なぜフランス留学?①

昨今、留学を経験する学生が多い。
大学生はもちろん、高校生のうちから留学経験を積む人も中にはいるだろう。

実際に私も高校生の頃から「大学生になったら留学したいなぁ」と漠然と思っていた。
しかし大学一年生の間はサークルに遊びにバイトに夢中で、私の頭の中から「留学」なんて単語はすっかり消えていた。

きっかけ

そんないかにもザ・大学生をしていた私が「留学」を再び意識し始めたのは大学1年生の1月頃、ちょうど学年末試験の時期だ。

私の所属する文学部は、第二外国語が1年生の必修科目で、その単位数が他学部と比べて圧倒的に多い。(一週間に4コマ授業:一年で16単位分)
入学前に第二外国語を選択するとき私は迷わずフランス語を選択した。(その理由はまた後ほど)

今思えばなんと贅沢な時間だったのだろうと思うが、当時の私としては退屈な時間そのもの。予習なんて気が向いた時にしかせず、よく隣に座っていた頭のいい友達にこっそり答えを見せてもらったりした。

そして迎えた学年末の時期
浪人上がりということもあって、もともとやる気を出せば勉強も苦ではなかったし、目標達成のために予定を組んで勉強する癖もあった。今はどうだろう
せっかくの学年末だし、フランス語に有終の美を飾ろうなんて思って試験期間よりだいぶ前から復習をし始めた。

がしかし、全く覚えていない。約10か月学習してきたはずなのに全く分からない。覚えていない。
それもそのはず、ほぼ全く予習復習してなかったのだもの

くやしい!!
これまでの自分の愚行を悔やんだ。
浪人していた時期は、絶対に大学に入っても勉強は頑張ろうと思っていた。遊んでばかりいる学生にはなるまいと。

もったいない!!
極めたい!!
もったいないというのは、他学部よりも多い時間をかけてきたから。だったらこの際苦手なフランス語極めてやろうじゃんか!

これが、きっかけ。

 
つづく