Mon Souvenir de la France

フランス留学で学んだこと・感じたことの覚え書き

なぜフランス留学?②好きこそものの上手なれ

前回の記事でフランス留学を考えたきっかけを書いた。
なぜフランス留学?① - Mon Souvenir Français


昔から悔しいことがあると、大胆な発想からある行動を起こすことが少々あった。そのため「フランス語分からない悔しい」→「留学しちゃえ」という流れは自分の中では普通だった。

しかし具体的にフランス留学を考え始めてある悩みが出てきた。

フランス留学って実際どうなの?
英語留学はやらなくていいの?

今回は、なぜフランス留学に踏み切ったか、その決め手について振り返る。

4つの選択肢


大学既定のプログラムを見ていたらフランス以外にも様々な選択肢を見つけた。もちろんそこには英語圏留学の選択肢も。
今時まだ英語留学が主流だろう。
そんな世の中の当たり前に私の頭は無意識にコントロールされ、本来の趣旨とは逆に英語圏留学も視野に入れ始めた。

そんな迷走した選択肢がこれだ。

  1. フランスでフランス語留学
  2. イギリスで英語留学
  3. カナダでフランス語留学あわよくば英語も取得できちゃったりして
  4. アメリカで英語留学

(当時の希望順位)


はちゃめちゃだ。
1は筋が通っている。
3も邪念が入っているがまぁ分からなくもない。
2・4は本来の目的から完全に逸れている。「英語留学」という世の中の常識に捉われていた。

問題はそれに気付かず数日悩んだという事。

決め手

世の中の常識に捉われていた。と書いたが、もちろん
英語留学も悪くないし、してみたいなぁ
と当時は思っていた。なんなら今も思っている。

フランス語よりも英語を学んだ方が圧倒的に様々な場面で活躍できる。
今考えても英語留学の方が少しメリットが多いのだ。ほんの少しね

だから悩んだ。

しかしその英語留学の持つメリットや社会的常識(は言い過ぎか?笑)を考慮しても、いまいちフランス留学の思いは越えなかった。
何がそこまでフランス留学に固執させたのか?
「悔しかった」という気持ちはもちろんだが、それに勝る気持ちがあった。

フランス語難しいけど楽しい

学年末の勉強をしながらそう気づき、いつの間にか苦手だったフランス語を好きになっていた。

それが大きな決め手だった。

「好きこそものの上手なれ」ともいうように、素直に自分の好きなことを何も気にせず継続して極めようと思った。

主流である英語留学ではなくフランス語留学に決めたのは、奇を衒ったわけでは無く、ただ純粋に好きだからだ。


何か大きな選択を迫られている時
どうすればいいのか考えれば考える程わからない時

シンプルに「自分の好きな事」を選ぶことって、結果満足に繋がると22歳の私は思っている。
社会に出たらこんな考えは通用しない世の中なのかもしれないが、少なくとも自分の好きな事ははっきりと持ち続けたい。


フランス語を好きになって・続けたいと思って・そうなるような道を選んで現在に至るわけだが、留学が終わっても一生フランス語を学び続けようと思っている。その方が人生楽しいから。

良い選択をしたと思っている。


英語は、またいくらでも勉強できるだろう!(笑)


次回は、なぜフランス語が好きか考え直そう。
最初の方はどうしても自分記みたいになるけど悪しからず。